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2024.09.25 | 役員ブログ 株式会社コプロロジスティクスの発送代行業務の特長について

はじめまして。株式会社コプロロジスティクス 専務取締役 金田雄一と申します。

私からはこのブログを通して、当社の事業内容とその特長を皆様にご説明させていただければと思っています。「一体どのようなことをやっている会社なのか?」ということを、少しでも皆様にわかりやすくイメージしていただけるよう、発信していきたいと考えておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

まずは当社のメイン事業であります「発送代行業務」についてフォーカスし、複数回に渡り、詳細をお伝えさせていただきます。
当社の発送代行業務には大きく分けて、2つのカテゴリーがあります。1つめはEC発送をはじめとする継続発送。2つめがイベントや会員向け発送をはじめとする単発発送です。どちらも「発送業務」ということには変わりありませんが、運用方法や特性が大きく異なります。

初回である今回は、当社のルーツでもある「EC発送業務」の詳細についてご紹介させてください。

EC発送業務のデータ連携やカート多機能化への対応

近年のスマートフォン普及の影響もあり、物販系分野のBtoC-EC市場は拡大傾向にあります。日々受注が発生するECショップの皆様においては、継続的な発送に耐えうる倉庫機能の確保に工夫されていることと思います。

また、楽天やアマゾンといったモール出店されているお客様の場合は、各モールの配送基準を満たすための対応や、配送品質がショップのレビューを左右する重要な指標になることから細心の注意を払っていることも多いと思います。コプロロジスティクスでは立ち上げ当初からEC発送業務を手掛けており、高度化する業界のニーズに応えるべく、日々工夫を重ねています。

まずEC発送に必要不可欠なWMS(倉庫管理システム)は、業務内容に応じて2つのシステムをご用意しており、ECショップと倉庫発送の自動連係をご希望のお客様には、システム同士の繋ぎこみも含めてお手伝いさせていただいております。

数年前までは受注データの受け渡しもCSVファイル連携が多かった印象ですが、昨今API連携が主流になってきており、沢山のご要望をいただいております。発送業務の手前の部分にはなりますが、その点も含めて事業者様の運用負担を減らすサポートが可能です。

「受注したデータで正しく出荷作業をする」

当たり前のようですが、意外とお悩みを抱えていらっしゃる事業者様も多いのではないでしょうか?また、EC業界の早いトレンド遷移の中で、ECカートの多機能化が進んでいます。あくまで一例ですが、いくつか機能や管理が必要な項目を挙げてみましょう。

・定期購入機能
・パーソナライズ機能(購入者の好みを商品に反映する機能)
・賞味期限/ロット管理
・後払い決済機能
・予約注文機能

上記のようなECカートが備える機能は、その内容が発送データに反映され、商品の出荷には欠かせない情報となります。後払い決済を導入されていらっしゃる場合は、個別に後払い伝票を発行するといった準備も必要になってきますよね。

これらの情報を見落としてしまったり、誤って判断したりすると即誤出荷に繋がることになりますので、案件内容に即したシステム選び、連携をご提案しております。

事業者様の「こだわり」を反映する梱包出荷作業

梱包出荷作業においてもシステム設計同様に、事業者様のご要望に合わせた梱包作業を実施しております。こちらも昨今自動化が進んでいる領域にはなりますが、当社では一貫して独自の梱包仕様の対応を続けております。事業者様が実際に梱包するとしたら、といった視点で極力ご希望に沿った梱包形態を実現いたします。

理由として、エンドユーザー様にお荷物が届いた際に、「ショップ独自の工夫や想い」を感じて頂きたいからです。これらは自動化された倉庫の梱包では、なかなか感じられないものと考えています。皆様も商品が届いた際に、「商品に対して段ボールの大きさが不適切だった」「開梱時に商品や同梱物が乱れた状態だった」などといったご経験があるかと思います。

商品は発送して終わり。ではなく、事業者様の想いをお届けするまでが我々の役目だと考えておりますので、現在の荷主事業者様からも様々なご希望を承っております。

・商品ごとの専用梱包
・販売経路ごとの同梱チラシの変更
・サンキューレターの同梱
・ラッピング対応
・オリジナル資材の作成
・卸出荷対応時の独自伝票の出力
・海外発送の際のインボイス作成代行

上記はあくまで一例ですが、頂いたご要望には極力お応えできるよう業務フローを設計しております。

その他、EC事業者独自のご希望である、翌日配送・卸店舗への出荷・イベントや展示会場への納品といった付帯業務にも対応しており、単に発送代行の外注先という位置づけではなく、「パートナー」としてEC事業を支えていくことを目指しております。もし発送業務にお困りのEC事業者様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問合せください。

この度は最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
次回は当社の単発発送機能について、ご紹介させていただきます。

専務取締役  金田 雄一