こんにちは。株式会社コプロロジスティクス 専務取締役 金田雄一と申します。
2025年に突入し、早1か月が経ちました。私の2025年1回目のブログ投稿となります。皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
前回のブログでは当社の発送代行業務の特長について、ご紹介させていただきました。今回は、当社の発送機能としてどのようなものがあるのか、具体的な事例も交えてお伝えします。
ネットショップ商品の発送【継続発送】

当社の発送の機能は大きく分けて2つあり、その1つ目が、「ECショップで販売される商品」の継続発送機能です。
こちらは、皆さんがよく利用するネットショップの商品発送のことで、具体的には「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Amazon」などに代表されるモール店舗の出荷と、近年増加しているブランドの自社ECサイトで注文された商品の発送です。
ECの発送では、ご存知の通り365日24時間お店がオープンしていますので、ほぼ毎日出荷作業が発生します。また、各モールや使用しているECカートによって受注データの形式が異なることが多いため、発送の知見だけなく、EC関連のシステムにも精通している必要があります。当社には、さまざまな販路で物販をしているお客様が多く、知見やノウハウを蓄積しておりますので、安心してお任せいただけます。
商品カテゴリーも、釣り具、アパレル、化粧品、健康食品、ペット用品など多岐にわたり在庫をお預かりしていますので、そのカテゴリーに併せた独自の対応もお任せください。
コロナ渦ではEC販売の流通量が倍増し、倉庫出荷の自動化も進んでいますが、その反面で自動化のレーンに適合させるために、事業者様独自の想いのある梱包というのを倉庫側が受け入れなくなっているのも事実です。例えば、商品ごとに包み紙や資材を変えたり、緩衝材を独自のものに変更したりしてお届け時の満足度を高めるような施策ができなくなっているのです。当社では「品物といっしょに届けたいのは想い」というテーマのもと、事業者様のご希望に沿った梱包方法で出荷作業を行っています。
短期間での大量発送【単発発送】

2つ目が、「会員様向けのグッズ発送」などをはじめとする単発発送機能です。
こちらはEC販売の商品とは異なり、既存の会員様に向けて限定グッズを発送したり、催事などの際に店舗に一括納品をしたりするなど、短期間で大量の商品を発送する場合の作業になります。
サービスや団体の会員になられている方は、会員限定グッズなどが毎年送られてくる経験がある方も多いでしょう。この発送作業は、決められた期間に普段は出ないようなボリューム感で大量の発送が発生する点が特徴です。また、事業者様との関わりが深いお客様への発送作業であるため、梱包方法も多種多様で、案件ごとに全く異なります。
当社ではこのような大型発送の際、作業効率化を図るためにDIYで専用レーンを庫内に設置し、短納期での大量発送を実現しています。近年ではクラウドファンディングのリターン発送などもこの単発発送に含まれますね。事業者様の販促活動には、ある程度季節性も影響するので、一度に短納期の大量発送が重なることもありますが、当社は隣接する2つの倉庫で物量をコントロールしながら作業が可能な点が強みでもあります。
また、こういった単発作業で意外と重要なのが、宅配事業者様との連携です。大量発送が重なると、通常の集荷トラックでは荷物が入りきらず、スケジュール通りに配送できないため案件は受けられないと言う倉庫様も多い現状です。当社ではEC発送と並行して、このような大量発送を年間で数多くこなしておりますので、宅配会社様から専用の集荷便を立てていただくことが可能です。毎日安定的に出荷があるEC発送とは異なり、単純なようで複合的な要素が強いのが単発発送だとお考え頂ければと思います。
当社が持つ2つの発送機能について、より具体的にご理解いただけたでしょうか? 発送にまつわるお困りごとがございましたら、ぜひお気軽にご相談いただけますと幸いです。
実はこれ以外にも、まだまだ付帯業務に対する機能を持ってはいますが、まずは大枠の発送機能の観点でご紹介しました。
次回のブログでは、ここまでご紹介できなかった発送にまつわる付帯業務で当社がどんな機能を持っているのかを具体例を交えながらご紹介いたします。
この度は最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
専務取締役 金田 雄一